たんどりのあしあと

高校生が日々学んだことを残していきます。中高生の生き方の参考になればなんて思ってたり

「学院祭」のリアル ー「第68回早稲田大学高等学院 学院祭『復活』」を終えてー

学院祭のリアル 

ー「第68回早稲田大学高等学院 学院祭『復活』」を終えてー

 

こんにちは

 

中国の記事を一通りかいて、まだまだ書き残したことがあったなぁと若干後悔しているこの頃です。

 

 

平成最後の今年、2018年の学院祭について、今回は書きます!!

 

f:id:pancta:20181012231639j:plain

後夜祭 開幕

1、そもそも学院祭とは?

 

私の通っている学校、「早稲田大学高等学院」は、毎年10月の初め辺りに「学院祭」を開催しています。いわゆる文化祭です。

 

学院祭は今年で第68回を迎えました。

私はそこで、「学院祭委員会執行部」として学院祭の実行を中心となって回していました!!

 

他の高校生が読むようにここに委員会の内容を書いておくとこんな感じです

学院祭委員会は、早稲田大学高等学院 幹事会の中の委員会である。

予算規模は大体200万円(これはほかの都内高校と同じような感じ)

委員長、副委員長、会計が三役

有志支援班(クラスや部活の企画出展の教室割り振り、補助金の支給等)

広報班(パンフレットの作成、HPの運用、ポスターの作成等)

ステージ班(ステージの設営、その運用(ダンス企画などの管理))

総合案内班(学院祭期間中の構内の警備、案内 学院ツアー(校内)の実施)

装飾班(学院祭期間中、校舎の装飾や横断幕の設置)

アーチ班(学院正門付近に設置するアーチの設営等)

学芸班(模擬授業などの管理)

備品管理班(団体に机や暗幕などの備品を貸し出し、管理する班)

委員長は例年前年委員会からの指名。今年は立候補

こんな感じです。文実(文化祭実行委員会の委員)がみればあーそんな感じねとわかるように書きました。

 

予算の配分(大きいもの)

広報班 パンフレット作製(40万程度)

有志支援班 各団体への補助金(60万程度)

ステージ班 ステージ設営(50万程度)

とまぁこんな感じですね 

 

各団体への補助金は10000円弱が平均値です。これは他校に比べて少ないかもしれません。

 

来場者数は今年は8000人弱、多いときで15000人いました。そこら辺の話もあとで。(この記事めちゃくちゃ長くなりそうだな)

 

以上が学院祭の近年の状況です

 

 2、今年の学院祭

今年の学院祭のテーマは「復活(reborn)」でした

 

ありきたりといえばありきたり。

先ほども述べたように、最近学院祭の来場者数は毎年減少していました。

10年ほど前は10000人を超え、日本一の文化祭と呼ばれた時期もありました。

しかし、学院祭自体の面白さや、他校の文化祭の進化などで、

2018年、開成の文化祭の来場者数は29000人程度だったそうですが、それを大きく下回る数字です。

 

 

正直、学院祭に希望なんてありません。でした。

 

学院祭の最初の会議、2017年の三学期に教員と生徒でありましたが、その時点の最初の言葉が

「来年、学院祭やりますか?」

でした。やるかやらないかの話し合いから入るレベル。

 

僕は学院祭やんなくてもいいんじゃね?とも思ってました。

それでも執行部をやったのは、自分のスキルアップや知識のため。

学院祭を盛り上げよう、盛り上げられるというのは二の次でした。

 

が。

 

今年の学院祭は一味違った

 

第68回学院祭は、例年と一味も二味も違いました。

 

1、委員長が(前年度指名で決まらなかったため)立候補した!

2、ステージがより校舎のど真ん中に移転した!

3、食品販売の復活をかけて企画書を出した!!

 

この3つが主です。

 

1、委員長が立候補した!

他の学校がどうかは知りませんが、早大学院の学院祭執行部委員長は例年指名制でした。

前年度の執行部が、その年の最後の会議で次の年の委員長を決める、という感じです。

 

ですが第68回は幸か不幸か、前年度で委員長が指名されてなかったのです。

 

そのため、第68回の委員長は、

「学院祭、やばくね??変えなきゃ!!!!」という熱い思いをもった人が立候補、委員長に就任しました。

 

そのおかげで次にあげる二つのことが推し進められました

 

2、ステージがより校舎のど真ん中に移転!

学院にお越しいただいたことがある方や、学院生はわかると思いますが、

 

学院はセンターグラウンドというグラウンドを囲んで校舎がぐるりと建っています。

 

学院祭の多くの企画は校舎内のHR教室を使って行われたり、講堂をつかっておこなわれます。

 

それらが描く円の中心、センターグラウンドにステージが移転しました!!

 

これってかなりすごいことで、

これまでは企画が行われているHR教室の入る校舎とはセンターグラウンドを挟んで反対側で野外ステージが行われていました。

 

これだと熱気とかも伝わらないし、構造上なかなか人の流れが悪い!

 

それを今年、委員長とステージ班主導でセンターグラウンドに野外ステージを立てることができました!

それにより、

集客アップ、

センターグラウンドの熱気が校舎に届いて、センターグラウンドの盛り上がる!

はもちろん、

 

学院祭がよい意味でコンパクトにまとまり、学院祭の濃密さが上がった!

 

ことが一番の成果といえると思います。

企画が一番多い校舎と一番盛り上がるステージが離れてたらそりゃ熱量は分散します。

 

3、食品販売復活へ向けて!

今年、ステージの移転と同じぐらい努力したのがこの食品販売の復活です!

 

校舎が数年前に新しくなり、構造上かなり食品販売の屋台を出すのが難しい状況にあります。

しかし一番盛り上がってた頃の学院祭には、屋台が欠かせなかった!!

食品販売を復活させれば少しでも盛り上がるのではないか!!

 

現に、食品販売がないとお昼ご飯を食べに抜けてしまう、とか

お昼を境に帰ってしまう、とかが起きるんですよね。

 

だがしかし!

 

いきなり昔の規模を復活させるのは無理!

なので今年は屋台一軒から復活させようと、担当者はじめ執行部めちゃくちゃ頑張りました、、!!!

 

が。

 

惜しくも企画書が委員会を通らず!

 

安全面とか、やる意義とか、そういうところをちゃんともっともっと詰めなければ、とのご指摘をいただきました。

 

なにより約十年ぶりの試みです。細心の注意最悪への備えをしなければなりません。

 

惜しくも第68回では復活できませんでしたが、次回で頑張ってほしい!、と、引き継ぎ書を書くぞぉ!と担当者は意気込んでおります。(笑)

 

 

 3、学院生の素顔

 

ここからは僕の個人的な感想です。

 

めちゃくちゃなことを言うかもしれませんが、僕の感じたそのままを書きます。

 

学院祭では、僕は「有志支援班」の班長をしてました。

 つまり、団体に「この教室使ってね」とか

企画書とかを審査して、「補助金いくらあげるよ」とか

 

する係です(なのでまだ仕事は終わってません)

 

なので、学院祭に出展するすべての団体の代表者(代表者)とかかわりました。

 

100人以上ラインの友達が増えた(笑)

 

学院生ってどんな人なのか、

卒業生や在校生などはよくお分かりかと思いますが、、

 

わからない方に端的に言うならば

よくもわるくもクズ

 

人間のクズです。学院生は。

 

(いやお前も学院生ならお前もクズやろが とのご指摘はごもっともです。私もクズの一員です)

 

  • 人の話を聞かない
  • 期限を守らない
  • 常識がない

 

絵にかいたようなクズですね。

 

まず第一に人の話は聞きません。聞く方が珍しい。

聞かなくても何とかなるだろ、と大半は思ってます。

実際に僕も、どうせ聞かないんだろ、ということで、各団体に対する資料を完璧に作り、URLから誰でもダウンロードできるようにしたり、、といろいろ工夫をしました。

 

説明会で話を聞いていなくてもしっかりと参加できるように、できる配慮は頑張りました。

 

 

学院生マジで話聞かないですからね。学院生と話すときは事前か事後にメモをおくったほうがいいですよ、、

 

二つ目に期限を基本守りません。

 

期限を提出の目安とでも勘違いしているのでしょうか。

一度として期限までにすべての団体から提出の資料がそろったことはありません。

 

いや、一、二団体だったらまだあるかもしれませんが、70団体いて10団体はだいたい出してきません。そのぐらいです。

 

三つ目に、常識がない。

 

よくもわるくもやることがぶっ飛んでます。

学院祭で出せる企画は、有志支援班がしっかりと危険性がないかなどを審査するので当日はそこまでとがったものは少ないのですが、

 

出てくる企画書はみんなぶっ飛んでます。

「え、そんなことできんの!?」って。

 

学院生は期限ぎりぎりまでさぼりますが、本当に過ぎるとヤバイ期限に対してはものすごい勢いで仕上げてきます。日頃の期末テストのおかげ

 

 

 

 

それでも。

 

でも学院祭通じて、痛感したのは、

やっぱり学院祭いいなぁ、学院生いいなぁ

 

ってことでした。

もちろん僕個人の力、スキルアップ、腕試しができた良い機会であったことは間違いありません。

 

しかし、その何十倍も、何百倍も、

 

参加した学院生一人一人が輝いていた。

 

野外ステージで一生懸命に踊るダンサー、金管楽器を吹く吹奏楽部。

 

クラス企画でコーヒーカップを人力で回す生徒。

 

だっりぃなぁと思いつつクラス企画の受付に立つ生徒。

 

装飾の手直しに走る一般委員、投票の結果を大急ぎでまとめる執行部員。

 

一人一人が自分の役割を演じきってこそ、この学院祭が成功したんだなといえるのだと思いました。

 

 

来場者数とか、そういうのは結果にすぎません。

 

学院祭によって、学院生がいかに輝くか。いかに成長するか。

 

 

それが一番大切なことだと、気が付くことができました。

 

そして、自分が本当に、執行部の一人として、彼らの輝きをさらに増すような役割を果たせたのか。

 

おそらく果たせてはいないでしょう。

僕の今回の反省は、やはり自分中心で動いていたということだなと思います。

 

「学院祭の成功」という言葉を、履き違えていたような気がします。

 

つつがなく、来場者が増えたらいいなぁ 

ではなかったのです。

 

「どれだけ学院生が輝きを放ったか。」

 

その一点が、一番大切であったということに、反省しながら気が付きました。

そのことだけでも成果といえるのでは、、と自分をつい甘やかしてしまいます。

 

 

そんな中でも、彼らは自らの役割を全うし、輝いて居たなぁ、と思います。

 

そういう、夢中になって 誰よりも一所懸命になり、輝きを放てる面は、学院生の素晴らしいところなのかな、と思います。

 

 

 

 

3、何が言えるか。

 

学校の文化祭といえば、「一年の練習の成果」だとか、

「日々の成果の発表」とか。そういう言葉がよく大人の口から出ると思います。

 

片や、生徒からは「ナンパしようぜ」とか、「同級生久しぶりに会うわぁ」とか。

 

一人一人、印象って全然違うと思いますし、大人が生徒に期待するもの、生徒が学院祭に期待するもの、全然違うと思います。全員が違う印象や期待を持っていると思います。

 

が、

 

 

その中でも、いかに自分の色の旗を振って、自分の存在をアピールするか

 

その格好の場だと、僕は学院祭について思います。

 

アイドルの祭典(野外ステージのダンス企画)をみて楽しむのもよし。

 

トランペットを吹くのもよし。

 

カジノでナンパするのもよし。

 

警備に汗水を流すのもよし。

 

 

なんでもよいと思いますが、一人一人が輝ける役割は用意されていたり、なかったらその役割を作ることもできます。

 

普段はできないことを死に物狂いでやる二日間(場合によっては五日間)なのかなって。

 

そこでとある生徒は自分の色を発見し、とある生徒は認識を改め、とある生徒は、、、

 

という具合に、自分を見つめ直す、再定義する、

「自分の中の自分」を「復活」させるような学院祭だったな

 

と感じました。

 

 

4、最後に

 

最後に。

 

ご来場くださった皆様。ありがとうございました。

成長した生徒の姿、かっこいい学院生の姿。ご覧いただけましたでしょうか。

 

お世話になりました。教職員の方々。

私たちの無茶なお願い、たくさん聞いていただきました。

なかでも委員の先生、そして生徒係のY先生には非常にお世話になりました。

夜中まで相談に乗っていただいたり、本当に、本当にありがとうございました。

 

 

学院生の皆様。

有志支援班班長として、役目を全うできたか。

おそらく身勝手で、高圧的で、資料もわかりにくいし。

何だあいつ。って感じだと思います。

それでも、学院祭の実施に多大なご協力、ありがとうございました。

特に団体代表の方々。皆様の尽力なしでは今回の学院祭は開催できませんでした。

ありがとうございました。

 

 

 

 

そして、学院祭委員会、執行部のみなさん。

 

一般委員は4月から、執行部のみなさんは早い時期では去年の2学期から。

本当にお世話になりました。

あと少し、1か月ほど事後処理にかかりますが、

委員のみなさんは業務の補佐や各々が仕事を見つけ、本当に助かりました。

 

そしてたくさんぶつかり合い、めちゃくちゃ苦労もしたけれど。

共に学院祭を引っ張って作った執行部の方々にお礼申し上げます。

 

ありがとうございました。

最後の最後まで頑張りましょう。

 

 

 

そして最後に、今後学院祭を背負うであろう人へ

 

学院祭はただの学校行事ではありません。(他の学校行事もそうですが。)

 

学院祭が本当はどんな意味を持つのか。

先輩や同輩、後輩とぶつかった時、先生から予想もしていなかった指摘を受けたとき。

くじけそうなとき、やめたいなと思ったとき。

 

 

学院祭の持つ「意味」を考えてみてください。

 

そこにはきっとあなたにとって、唯一無二の「学院祭」があるはずです。

 

あなたの理想の実現のために。持てる力をすべて出して、

ぜひ学院祭を「成功」へ導いてください。

 

 

f:id:pancta:20181012231757j:plain

後夜祭

 

 

 

 

リアル中国✖現役高校生 最終回 「中国に行って変わった自分」

リアル中国✖現役高校生 最終回

「中国に行って変わった自分」

 

こんばんは。

今日までは様々な中国のことをお伝えしてきました!

10年前との中国って全然違うよねとか、

そもそもどんな国なの?とか

技術やばいよね!!とか

 

いろんなことお伝えしてきました

 

これまでの記事を貼っておきます! ぜひまだ読んでない方は読んでみてくださいね!(誘導)

 

 

tandri.hatenablog.com

tandri.hatenablog.com

tandri.hatenablog.com

tandri.hatenablog.com

 

 

僕がこのはてなブログを立ち上げたのは、もちろん様々な見聞きしたことを伝えるのは一つの目的です

 

が、

もう一つ目的があります!

それは、体験を通じて自分が何を得たのか、どう変わったのかを伝えることです

つまり私自身の経験です。

 

私がこのプログラムを通じてどういうことを考えたのか、お伝えします!

 

 

1、僕がどう変わったのか?

 

第一に、第四回まででお伝えしてきた、様々な事柄を知りました!

これはまぁあたりまえですよね

けど、いつもと全く違う知識や世界に触れることって、ありますか?

 

普段学校や仕事に行き、週末は家でゆったり過ごしたり、いつもあっている友達と遊んだり、

そんな人が私の周りにはすごく多いです。

 

そんな日常を否定するわけではありません

が、

私は今回、全く違い世界に首を突っ込んで様々なことを見てみたことで、

いままで全く得ることのできなかった知識や世界観に触れることができました

 

 

ものすごく使い古されたことばかもしれませんが、

ぜひ、新しい世界におくせず飛び込んでみてください!!

 

ということが一つです

f:id:pancta:20180927212721j:plain



 

2、人の気持ちをとらえること

このプログラム中、アカデミックな内容も多いことから多くの参加者が今後の進路について主催者に相談していました。それも深夜までね

 

私は特に将来について悩む人ではないし、むしろ相談してどうこうなるものでもないと思っていたので、相談しなかったんですが

 

あんまり私自身人に自分の将来とかを語るのは好きではありませんでした。

また、自分の将来に関して本気で悩み、また涙する人もいるのだと気が付きました。

 

そういった意味で、一概に将来について悩むと言葉では簡単に言えますが、

そのとらえ方は多種多様であり、また一つの悩みとして対象化できないものであるとも気が付きました。

 

 

小さい頃より、よく「ひとの気持ちを考えなさい」と言われた人は多いと思います。

ただ、ひとの気持ちなんてわかるわけないのです。

何故かといえば、相手と自分の歩んできた過去は全く違う者であり、

思想はもちろんのこと、将来に関する具体的な展望も、目の前にあるもののとらえ方ひとつとっても全く違うものであるといってよいと思います。

 

そういったことから私はニヒリズム虚無主義に走ることが往々にしてありました

 

しかしこのキャンプを通じて、人が自分のキャリアについて悩み苦しむのをみて、

 

人を対象ではなくひととしてとらえることが必要だとわかった気がします。

 

極端に言えば、

ヒトと人間の違いを知った、ということでしょうか。

 

ひとは人間といわれるように他人なしでは生きていけない

 

これも使い古された言葉ですが、その言葉の意味に少しは触れられたのかもしれません。

 

 

(あー深夜になると話が重くなる傾向にある)

 

 

3、これから私が何をしていくか

 

これはこの夏、自分がほかにしたことも大きく影響しているのですが、

こういう中高生が体験したこととかをもっと世の中に伝えやすくなったらいいなと思います。

そのために自分自身でも発信します!!(学校の学芸会とかね)

 

今後もこんな感じで、自分が何か経験したり乗り越えたら、はてなブログに書き込んでいくかと思います。

 

今後ともどうぞよろしくお願いします!

(なにか言いたかったんだけど忘れてしまった)

リアル中国✖現役高校生 ④ 「十年前と今、中国はこんなに違う!!」

リアル中国✖現役高校生 第四回

「十年前と今、中国はこんなに違う!!」

 

 

こんばんは。

第四回目のこの記事は、リアル中国✖現役高校生 ③ 「中国ってどんな国??」の続きです!!

 

tandri.hatenablog.com

 

深夜に投稿したせいか第二回に比べて全く読まれないんですよね

モチベーションが下がります(なら早く投稿しろ)(笑)

 

まだまだブログ書き始めたばかりなので、試行錯誤です!! 

とりあえず書き始めるという大きな壁は超えられました!!!!!

 

 

今日のテーマ「十年前と今、中国はこんなに違う!!」ってことですが

要するに、小学生のころ見ていた中国と今の中国全然違ったよ!それを伝えるね!

ってことです 

 

そりゃね、小学生の頃と高校生の今と視点全くちがうやろ ってそういうことなんですが

 

あの国、明かに変わりました。

その片鱗は第二回の記事でもうかがうことができると思います。

 

 

tandri.hatenablog.com

 

昔は現金が当たり前でした。今の日本はそうですがね。 けど都市部じゃもうスマホ決済なしでは一日生きていけません。これやばいです。

 

詳しくはぜひ読んでいただいてですね。

 

 

今日お伝えしたいことは、

中国の暮らしはこう変わったよね

とか

中国の空気感全然違うよね

ってことをもちろん伝えるんですが

 

中国の文化についても少し批評をしたいと思います。

 

1、10年前と全く違う空気の北京

まず、日本の10年前を想像してみてください。

10年前、つまりリーマンショックが起きた時期なんですが、

その少し前、いかがでしたか?

もちろん東日本大震災なんて三年後だし、リーマンショックのちょっと前ですよ

どうでしたか? 私正直小学生だったのであんまり覚えてないんですが

2008年といえば、麻生さんが首相になったり、iPhoneが発売されたり、

www.dai2ntv.jp

もちろん北京オリンピックもありましたよね。

 

まあ少し見て思い出していただければ嬉しいです。

 

でもどうでしょう 町を歩いてみて、景気悪いなぁ以外にあんまり変わってないと思いませんか?

 

街並みとか、かわったところありますか??

あ、もちろん、2008年当時、東京スカイツリーもないし、国立競技場も工事中じゃないです。

 

(早く本題に入れよって)

 

 

とりあえず、10年前の日本、今とあんまり街並みとか変わってないなぁって認識を共有したいです。それを前提に話を進めます。

 

で、

今の北京、どうでしょう

もちろん北京オリンピックが開催された年ですから、「鳥の巣」と呼ばれる大きな競技場はありますよね。

あとは?

って言っても、ご存知の人全然いないと思いますが。

 

第二回の記事でもお伝えしましたが、街にはバス、車、バイクがあふれかえっていました。

どこの道路でもバイクは歩道すれすれを走ってるし、バスは電線とパンタグラフでつながれて10秒に一台バス停を出発してました(本当にそれぐらい多かった)

更には、空も暗かったです。暗かったというか、黒かったイメージがあります。

排気ガスですね。

本当に毎日大気汚染がひどかった。マスクなしじゃ外を歩けませんでした。

 f:id:pancta:20180926181642j:plain

(photo by 私)

 

しかし、今はなんと、

そのバスも、車も、バイクも、その数を大幅に減らしました。

バイクなんて昔の20%とか、そこらへんになった体感です。(比較できる写真を持ってないので残念です)

 

バスもあまり来ないというか、おそらく路線の数も減ったのでは?と思います。

 

そして車。

まだまだ日本に比べたら多いですよ? けど、昔と比べたらめちゃくちゃ減った気がします。

 

 

道路の変化はこのぐらいですかね。とにかく、レンタルバイクが増えたせいかわかりませんが、自動車やバイク、そのほかが減りました。

 

 

もう一つ例を挙げるならば、

北京の住居に変化がありました。

みんな建物が新しいんです。

 

10年前、北京の住居って、

当然馬鹿みたいに人口が多いのでみんなマンションなんですが、

まずマンションの敷地は門で、その中が駐車場、そして奥に行くとマンションの入り口があります。

マンションの入り口って、昔はめちゃくちゃ暗かったです。電灯はあるんですが、ついてない。

階段も、そしてエレベーターホールもみんな暗かった。

 

で現在はどうかというと、

大分明るくなりました。

電気をつけてるところも多くなり、歩くのが怖くなくなったような印象です。

 

そして一番の大きな変わったところは、

「室外機が落ちてくる心配をしなくてよくなった。」

 

www.msn.com

 

いやどういうことだよって

 

実は中国の住宅は、各部屋ごとに室外機が外の壁にくっついています。

なのでマンションの壁を見ると、日本のようにベランダとかに室外機があるのではなく外側に住居分くっついている。

 

10年前は、この設置ががたがたなところが多くて、いくつかは外れてたり落ちそうになってたりと、中心部でも見かけられました。特に古い建物で。

 

が現在は、どこを見渡してもマンションの壁面に落ちそうな室外機がない!!

めちゃくちゃ失礼な言い方してますが、本当にそうです。そう感じました。

今でも本当に古い建物なんかは落ちそうなところがありますが。

 

具体的にどういうことかというと、

 

室外機の周りにカバーが付けられているか、

室外機がない

 

かのどちらかです。

 

室外機がどこに行っちゃったのかは知りませんが、壁面がすっきりしている建物が増えました。特に新しい建物で。

 

経済の発展により、外観や安全性に気を配るようになったのかもしれません。

 

 

とまぁこんな感じで、

10年前の北京と今の北京、全然違いました。

 

あと、中国って車道の車線がやけにおおいので地下道が多かったのですが、

昔そこに必ずモンゴル系のおじさんがいて、いろんなものを売ってました。

 

そこでは動物の角で作られた櫛とか、

勾玉?みたいなものとか。必ずいました。

 

しかし、そういうものも含めて、道に寝っ転がる人がいなくなりました。

 

あと、道に落書きがなくなりました。

昔は電話番号と思しき落書きが赤や黄色のチョークであったのですが、

それもなくなりました。

それとそれと、公衆電話もなくなりました。

オレンジ色の丸いカバーが特徴の公衆電話。日本でも近年減少しているといわれていますが、

本当に数を減らしました。もうほとんど見ません。

 

まぁ何度も言いますが

本当に街並みが変わっちゃったなぁ、と思います。

それと同時に、なんだか立ち込めていた暗雲もなくなった気がします。その原因はわかりませんが。街がきれいになり、明るくなり、整備されたからでしょうか。安全になったからでしょうか。

 

(今回の記事、文化とかに触れたかったのに触れずに3000字行きそう)

 

2、中国の文化の変化

すこしだけ触れます。

10年前では考えられませんでしたよね、いまのスマホのアプリとか。

その登場で中国の文化は大きく変化したと思います。

TikTokとか代表例じゃないですかね。

 

音楽の面では、HipHop見たいな曲が増えたなぁとか思います。

逆に伝統的な音楽は昔、朝公園に行けば誰かが弾いてたものですが、

二胡とかね。私も昔弾いてました 

けど、今はどうなんでしょうか。今の若い人、伝統楽器に興味あるのでしょうか。

つい最近、中国政府は伝統的な文化の再興を始めたらしいです。

つまりそれぐらい文化的発展が行き詰っているもしくは伝統文化が失われつつある

ということではないでしょうか。

 

そういう文化に今回全く触れる機会がなかったというか、

朝公園に行くとかがなかったのでエビデンス全くないですが、でも政策からどんなことが起きているのか位は伺い知ることができます。

 

良い意味で他国の文化に近づき、悪い意味で伝統文化を失いつつあります。

日本と文化の推移は同じようですね。

 

 

そういうことで

古きが失われ、新しい風がはいるということが、すべての場面において起こっているようですね。

 

明日はプログラム全体を通じて私が考えたことを書きます。

かなり北京とは離れるかもしれませんが。

 

 

 

では!!またあした!!

 

次の記事→

 

tandri.hatenablog.com

 

リアル中国✖現役高校生 ③ 「中国ってどんな国??」

リアル中国✖現役高校生 第三回

「中国ってどんな国??」

 

 

こんばんは。

この記事はリアル中国✖現役高校生 ② 「技術先進国、中国!!」の続きです!!

 

tandri.hatenablog.com

 

まだ読んでない人はぜひ!! 今日の話にもめちゃくちゃつながってきます

 

 

今日のテーマは「中国ってどんな国??」ってことなんですが

 

何についてお伝えするのか、前回の記事をお読みの方はわかると思います

 

そう、中国の政治、経済のことです 

といっても難しい政策の話というわけではなく、こんなお国柄だよ!っていう

高校生が日々ニュースを見たり実際に北京にいって感じたことをお伝えします

 

(そもそも私まだ高校生なので政治経済よく知らんし)

 

 

中国ってどんな国??

 

どんな国なんでしょう 「社会主義国?」とか「習近平」とか

そういう言葉とか認識はよく聞きますが。

 

中国って、日本とお国柄が全然違うんですよ!!

ってことを前提に今日の話を読んでくれたらわかりやすいかもしれません。

 

 

 

 一言で言ってしまえば、国民全員が国の一部

 

一瞬これみて「は?」ってなるかもしれませんね

どういうことだよって

 

つまりは「自分も中国である」ということです

まだわからないですかね 同じことしか言ってないだろって

 

例を挙げて説明した方がいいですね

 

特色ある国民性によるサービスの展開

 

別に難しいことじゃないです(大事なことなので何度でも言います)

 

昨日挙げた「スマホ決済サービス」ってあるじゃないですか

あれ、中国の都市部だったらみんな使ってるって 書いたと思います。

むしろ現金が使えないぐらいだと。

 

日本だったら考えられないですよね 

数年で都市部の人間みんなが今まで使い慣れてた現金からスマホ決済にするって

 

でも中国ではそれが実現しちゃってます。

それはひとえに「自分も国の一部である」という認識のもとに成り立っています。

 

そしてもう一つ、「便利なものに勝るものはない」ということも影響してきます。

 

ここからは具体的に話しましょう。

 

スマホ決済」によって利用者が得られるものは何でしょう

 

第一に、「便利」ですよね

財布から現金を出さなくても、寝る前の充電さえ欠かさなければ買い物にも、移動にも、食事にも事欠きません。

 

では、サービスを提供する企業が得られるものは何でしょう

 

それは、「個々人に紐づけされた購買データの収集」です。

要するに誰がどこで何をいくつ買ったか って情報を集められるってことです。

当然、買い物するときにはレジから何を買ったかという情報が企業のサーバーに流れ、そして支払いが確定します。それは移動や食事に関しても同様です。

 

中国の企業はあらゆる購買データを収集します。

 

 

 この言葉、すこしびっくりしませんか?

 

え、何を買ったとか、何を食べたとか、どこへ行ったとか、全部赤の他人に知られているってこと??

 

そうです。

誤解を招かないように言うと、こういった情報は社員が興味本位で誰がどうしたとか、そういう風に例えばストーカーのように調べることはできません。

しかし企業のサーバーには蓄えられていきます。

 

そして企業はそのデータを使い、「購買行動の最適化による利益の増収やサービスの改善」を目指します。

これもかみ砕いていうならば、

どこで何をどれだけ売れば無駄なく物が流通するか

とか、

乗客数の変化に合わせて列車の本数を変える

とか

つまりはいかにサービスを利用者に届きやすく、利用しやすくするか

ということです。これにより、企業はより自身のサービスを最適化し、利益を上げていきます。

 

とここまで説明すればお判りいただけたでしょうか。

 

このようなことは日本の企業やほかの国の企業も行っています。

 

 

中国の国民性のすごいところはここからです。

先ほど挙げた、「中国の企業はあらゆる購買データを収集します。

という言葉、すこしびっくりされたと思いますが、その通り。

日本人は自分の行動を誰かに見られることをあまり快くは思わないようです。

たびたびデータ収集に関して敏感になったり、監視カメラ一つでも設置に関してプライバシーが侵されると問題になった時期がありましたし、今も時々そんな話を聞きます。

ニュースでもよく中国のことを「超監視国家/社会」と言っていることを耳にします。

 

しかし、中国人にとっては、

「自らも国家の一部なのだからデータが収集されるのは当たり前」

という認識だそうです。

そのため、データの集中的な収集が風潮的に許され、「スマホ決済」等は寡占状態になっています。

 

そして更に驚くべきことがあります。 ここまでやるかと。

データ収集を̠̠寡占している企業はそのデータを中国政府へ渡しています。

 

 これこそ「は????」ですよね

日本政府が同じようなことしたら政権が転覆しかねません

 

しかしこれも先ほどの

「自分も国家の一部」という認識から中国では受け入れられているようです。

 

中国政府は、企業から提出されたデータを何に使っているのでしょうか。

 

それはもちろん、「政策への活用」です。

 

どんな政策が需要があって、活用されていて、逆に消費の妨げとなっていないか、

常に収集、観察することで地域全体、国全体の経済をうまく回そうとしています。

 

やばいですね。ここまでやるかって感じです。

日本でもビッグデータの解析って話題になってますよね。IoTとか

 

でも中国は解析や検証という段階をすでに超え、実践レベルでの改善を繰り返しています。

 

 

この国、改めてやばい。

 

ここで少しまとめます

  1. 中国の国民は、自分が国家の一部であるという認識を持っている
  2. 中国の企業は、個人のデータを収集し、事業の発展に活かしている
  3. 中国の政府は、個人データ収集により、政策の転換に活かしている 

 

購買行動の検証とかもうとっくのとうに通り越しているわけです。

もちろんそういった検証は続けられているでしょう。

しかし実際にどう動くべきか、起業や政府はデータをもとに実践して実験を繰り返しているわけです。

国家レベルで。

 

やばいですねこの国 

 

 

取り残された地方

 一方でこんな現状もあります

www.nhk.or.jp

 

 

 中国では近年、農村部での集団移住が行われています。

この内容はこんな感じ

  1. 政府が集団で済むように村ごと移住を決定
  2. 移転先で土地を与え、農業をしようと住民を説得
  3. 村のほとんどの住人が移住
  4. 移住先で、大きな植物工場が建設中 そこで働くことに。

一見何ら違和感はない、、、かも??

みんなで移住して、便利な住宅街になって、豊かな暮らしが約束されています。

 

しかし、問題はそこではないのです。

農業を今後も続けられるという話がうまい具合にごまかされています。

 

住民は元の村で自ら開墾し、畑を耕していました。

しかし、移住先ではなんと、

土地は割り当てられるものの、そこにはすでに植物工場(ビニールハウスとか)が建設中。その工場は地方の大きな企業のもの。

住民は自分の土地の使用料を企業からわずかに受け取ります。

そしてそれでは生計が成り立たないため、その工場で働きます。

つまり、

移住先に「工場を建てるための」土地を割り当てられ、「そこにできた工場で」農業ができる

 

ということです。

 

これを読んでどう思うでしょうか。

余りに都市部との格差がひどい。そしてその格差を埋めるために政府が考え付いた政策がこの集団移住でした。

 

 その政策により、住民は故郷を奪われ、労働の自由を奪われ、経済の歯車に強制的に入れられることになりました。

 

都市部での華やかな発展の一方、地方の遅々とした進歩に中国政府も頭を悩ませていることでしょう。

しかし「国全体の発展のため」と政府も強引にならざるを得ず、

そして国民も「自分も国の一部だから」と政府の無茶な命令にも従います。

 

この特殊な国民性が、明暗を分けてしまっているのが今の中国です。

 

今日は少しまじめに書きました。(まじめ、というか 事実を飾らず伝えることを特に心がけながら)

 

社会全体の発展って、世界平和と同じぐらい難しいことです。もしかしたら格差をなくそうなんて無理かもしれませんしおそらく無理なんでしょう。

満場一致の世界なんて作れたら苦労しませんが、人間優秀ですがそれができるまでは優秀ではないようです。

 

 

 

と、めちゃくちゃ暗い雰囲気となってしまったかもしれませんが!!!

明日は中国の文化についてかきます!!お楽しみに!!!!!!!

 

 次の記事→

 

tandri.hatenablog.com

 

リアル中国✖現役高校生 ② 「技術先進国、中国!!」

リアル中国✖現役高校生 第二回

「技術先進国、中国!!」

 

 

こんばんは。

リアル中国✖現役高校生 ① 「僕がこの夏したこと」の続きです!!

tandri.hatenablog.com

 ぜひチェックを。

 

第二回のこの記事は、僕がこの夏北京で見てきた中でも「技術」に関してフォーカスして書きます。

  1. 街のあちこちに! 「レンタルバイク」
  2. スイッチはオンとオフだけ! 「自動運転車」
  3. お財布なんて過去の遺物 「スマホ決済」

 

どれも聞いたことはあるのではないでしょうか? 

自動運転車は今後の自動車の主流となりそうですね!

日本では自動運転車の開発のためにいくつもの会社が技術協力したり、

アメリカでは州が競って自動運転の公道実験を推進したり

世界各国で自動運転に対しての試みが増えていますね

 

スマホ決済に関しても、日本ではまだまだですが韓国では90%近くのお会計がスマホ決済だそうです。

日本を除く極東地域ではお財布を持たず、スマホアプリでちゃちゃっと支払いするのが主流みたいですね!

 

tamakino.hatenablog.com

 

 わたしも今回のツアーに参加する前、調べてみたらカードをほとんど使えないってことに気が付いてめちゃくちゃびっくりしました

 

では本題へ。 1、街のあちこちに! 「レンタルバイク」

 

 レンタルバイク、東京都に住んでる方は見かけたことないですか? 四谷の迎賓館の近くにこの前見かけました

 

ほかの県にどれぐらいあるのかってことは把握してないのですが、東京の特に都心部に多い気がします。

 

では北京のレンタルバイクはどんなものだったか、

 

f:id:pancta:20180924183338j:plain

 

 ※元の写真を半分に切りました (photo by DotSTATION STAFF)

 

これ清華大学の校内なんですが、いくつも色や形が違う自転車が並んでいます

つまり、いくつもの会社がレンタルバイクを運営しているのです。

 

このレンタルバイクの使い方はいたって簡単で、

  1. 事前にアプリをダウンロード
  2. スマホで自転車についているQRコードを読み取る
  3. 自転車の鍵が開錠!使用可能に!

30分1元(17円程度 2018年9月現在)です。 めちゃくちゃ安いです。

しかも、どこでも乗り捨て可能 これもう通学とか通勤に余裕があったら自転車使うしかないでしょ。

 

tabihack.jp

 

詳しくはこういった記事をご覧あれ。

 

もう街中のどこにでもあります。 

コンビニと同じぐらいの頻度で、北京の街中なら本当にどこでも

 

10年前は~の話を少しすると、公共交通機関としては、どこへ行くにもバスでした。

バスと地下鉄。 町のあらゆるところにバスが走っていて、道路を見たら五台に一台がバスってぐらいのところもありました。

画像がないのでわかりにくいかもしれませんが、中国のバスってパンタグラフがついていて、街中に張り巡らされたケーブルにつながっていて10年前から電気で走っているものが多かったです。当時でもガソリンエンジンが付いたバスは郊外に向かうものがありましたが、現在ではほとんど街中でガソリンエンジンのバスは見かけませんね。(公共のバスです。)

プラス、昔めちゃくちゃ多かったのは、「バイク」でした

中国の道路ってめちゃくちゃ広くて、4車線とか5車線とか片車線であるところもありました。

その車用の車線の横にバスの走る車線、そして並木を挟んで歩道との間にバイクのための車線がありました。

 

 10年前の移動手段といったらまずバイク、次に車、そしてバスって感じでしたね。

 

それが今ではめっきり車の数も減り、余り渋滞を見かけなくなりました。

よくニュースでやってましたよね、大気汚染のニュースの時、スモッグの中を走る車の画像

 

あれ、最近見かけないと思いませんか??

今の北京の大気ってかなりきれいになったと思います。10年前はマスクないと外出れませんでしたが、今は一週間で二日ぐらいです、スモッグが出るの。それ以外はだいたい晴れて空がきれいに見れます。

 

 

それぐらい10年で中国は変わりました。

 

 昔話を終えたところで。

ここ数年の目まぐるしい中国の交通革命により、環境問題も少しは解決の方向に向かっているのかな?と感じました。

そのなかでレンタルバイクはめちゃくちゃ大きな役割を果たしているんでしょうね。

 

2、スイッチはオンとオフだけ! 「自動運転車」

 

自動運転車といえば、アメリカのUber社が実験をして事故を起こしたってことがかなり前ですが大々的に日本で報じられた記憶があります

 

www.nikkei.com

 

実は中国でも自動運転車の開発はかなり活発です。

アメリカのように企業主体で開発を行っているところももちろんあります。

しかし、今回私は清華大学の自動運転車開発研究室へお邪魔しました。

そこでは企業と協力して大学構内での実証実験を行っていました。

 

実はこの研究室で行われている実験、もちろん自動運転なのですが、

図書館と図書館の間を本を運ぶ自動運転車を実験体として検証を続けています。

 

forbesjapan.com

 

 

そして驚くべきは、この自動運転車のコントローラーが、

自動運転をON/OFFするスイッチだけなんです。

つまり、起動すれば自動で運転、スイッチを切ると停止、その二択のレベルまで来ているということです。人間が経路を補正することは全くありません。 

 

自動運転技術開発の面で、中国は日本の一歩先を行っているなと感じます。

今後今回訪れた研究室は乗用車への応用、公道での実験へとシフトしていくそうです。

開発の経路がそれぞれ異なりますし、私も専門家ではないので何とも言えませんが、ソフトウェアや認識システムの面ではアメリカと肩を並べるのではないでしょうか。

 

これは、どちらが先に開発を形にして、実用ベースにするか 近い将来結果が見られそうですね!!  日本の企業や大学にも頑張っていただきたいところです(偉そう)

※写真が手に入り次第載せますね!!!

3、お財布なんて過去の遺物 「スマホ決済」

十年前からは想像つきません。経済の話はこの後の記事でしますが、

当時はお札やコインがあたりまえでした。今の日本のような感じです。

 

しかし今ではほとんどお札やコインを見かけません。 持っているのは観光客ぐらいなのでは? という感じです。

 

いや、それどうなの 本来国で流通すべき通過が国民ではなく観光客だけって(笑)

 

でも本当に中国に住む方は現金を使わない。 小さな売店でも、大きなデパートでもみんなスマホ決済です。 逆に観光客にとってはかなり不便だなと感じました

 

クレジットカードもあまり使えませんし、現金での支払いを拒否されることも。。

使うには銀行の口座や現地の携帯の契約等々、、、手続きが難しいものばかりです。

※間違っていたらごめんなさい、ただ私としてはかなり不便に感じました

 

スマホ決済の方法としては、

  1. 店側から提示されるバーコードをアプリで読み込む
  2. 承認する

このステップだけです。信じられないでしょ。これで支払が済んじゃうんです。

 

 

お財布から小銭やお札を数えて出す必要なんてない、スマホをかざすだけで決済が完了する。素晴らしいです。さらにサービスが寡占状態なのでサービスが違うから支払いができないということもほとんどない。

 

しかしこんなサービスを展開できるのには大きな理由がありました。

それに関しては次回以降の記事をお楽しみに。

 

 

第二回、技術先進国中国!はここらへんで終わりにします。 気が付いたら3000字も書いていた。。

 

 

あしたは中国の政治・経済について書きます。お楽しみに!!!

 

次の記事→

 

tandri.hatenablog.com

 

リアル中国✖現役高校生 ① 「僕がこの夏したこと」

 リアル中国✖現役高校生 第一回 

「僕がこの夏したこと」

 

 

こんばんは。

僕はこの夏、「中国・北京」へ行ってきました。

皆さんご存知でしょう? そう、例の隣国、世界で一番人口が多い国。

 

みなさん中国ってどんな印象でしょうか

テレビでいえば、「習近平」とか、「面白シーン」とかでよく「中国」って単語聞くと思います。

 

少し詳しい方は、香港に今後中国が「一帯一路」政策で長距離列車を走らせて、、それによって香港の「一国二制度」が失われるんじゃないか ってニュース聞いたかもしれません。

 

www.asahi.com

 

 

改めて、「中国ってどんな国か知ってますか?」

と聞かれて、どんなことが思いつくでしょうか。

いま、中国が何を目標に何をしてるのかって、知ってますか??

 

いや別に興味ないし、しらんわ でもいいんです 

わたしもそういう人です 興味ないこと全然知りません

 

けど、ちょっと読んでいってほしい

私は今年の夏、一週間かけて中国のいろんなところを見てきました

 

中国のシリコンバレーって呼ばれてる「中関村」とか、

在中日本大使館とか、

アジアで二番目にすごい(いろんな尺度がありますが)「清華大学」とかとか、、

 

そういうところで僕が何を感じたか、何を学んできたか、ってことを共有します。

せっかくだし、YouTubeでも見る時間があったら、隣国「中国」についてちょっとでも知ってくれたらうれしいです。 

 

別に全部読まなくてもいいんです なんかこれ少しでも興味ありそうだな、とか

思ったらそのトピックをすこーし覗いていってください 

 

 

 

では導入はこれぐらいで

ここからは本題の記事に行く前に、「僕がこの夏何をしたか」を共有します

 

「この夏僕がしたこと」=北京あちこちをめぐってきた

 

 この夏、僕は先述の通り、北京に行っていろんなところに行ったり、いろんな話を聞いたり、いろんなものを見てきたりしました。

 

行った場所

それぞれの詳細は今後の記事をお楽しみに

 

こんな感じで、中国の「経済」や「政策」、「技術」や「文化交流」など、中国が今どんなことをしてるの?ってことを学んできました

 

参加したツアー→「Dot STATION Summer Tour 2018 @BEIJING」

https://dotstation.wixsite.com/summer2018

 

 

実は僕、日本人の母と北京人の父を持つハーフです。

そういうことで小さいころ(2008年、北京オリンピック)にはよく北京の祖父母の家に遊びに行ってました。

なのでこれからお送りする記事では「10年前と北京どう変わった?」ってこともところどころ私の主観ではありますが伝えていきたいと思います。

 

次回は「中国の技術」について!!

なるべく早く投稿します。お楽しみに!

 

 次の記事→

tandri.hatenablog.com

 

 

 

 

ブログを始めるにあたっての話

はてなブログさん初めまして

 

 

はじめまして、「たんどり」です。

現在高校二年生、

文化祭の空気が大好きで、中学から実行委員やら何やらをやってます、文化祭大好き人間です。

 

これから国家公務員が話してくれたりするイベントに行かなきゃいけないので手短に

 

このブログは私が日々感じたことや学んだことをシェアしていく場にしようと思っています。

また、文化祭とかの組織運営から高校生からみた社会など

自分がいろんなことに触れるきっかけにもしたいと思います。

そしてなにより、

 

今中高生の人、これから中高生になる人、そしてもう中高生おわっちゃったよって人に、いまの高校生の中にはこういうことして生きてる人がいるんだってことを知ってもらいたいです。

 

次は北京研修について書きます。