たんどりのあしあと

高校生が日々学んだことを残していきます。中高生の生き方の参考になればなんて思ってたり

リアル中国✖現役高校生 ② 「技術先進国、中国!!」

リアル中国✖現役高校生 第二回

「技術先進国、中国!!」

 

 

こんばんは。

リアル中国✖現役高校生 ① 「僕がこの夏したこと」の続きです!!

tandri.hatenablog.com

 ぜひチェックを。

 

第二回のこの記事は、僕がこの夏北京で見てきた中でも「技術」に関してフォーカスして書きます。

  1. 街のあちこちに! 「レンタルバイク」
  2. スイッチはオンとオフだけ! 「自動運転車」
  3. お財布なんて過去の遺物 「スマホ決済」

 

どれも聞いたことはあるのではないでしょうか? 

自動運転車は今後の自動車の主流となりそうですね!

日本では自動運転車の開発のためにいくつもの会社が技術協力したり、

アメリカでは州が競って自動運転の公道実験を推進したり

世界各国で自動運転に対しての試みが増えていますね

 

スマホ決済に関しても、日本ではまだまだですが韓国では90%近くのお会計がスマホ決済だそうです。

日本を除く極東地域ではお財布を持たず、スマホアプリでちゃちゃっと支払いするのが主流みたいですね!

 

tamakino.hatenablog.com

 

 わたしも今回のツアーに参加する前、調べてみたらカードをほとんど使えないってことに気が付いてめちゃくちゃびっくりしました

 

では本題へ。 1、街のあちこちに! 「レンタルバイク」

 

 レンタルバイク、東京都に住んでる方は見かけたことないですか? 四谷の迎賓館の近くにこの前見かけました

 

ほかの県にどれぐらいあるのかってことは把握してないのですが、東京の特に都心部に多い気がします。

 

では北京のレンタルバイクはどんなものだったか、

 

f:id:pancta:20180924183338j:plain

 

 ※元の写真を半分に切りました (photo by DotSTATION STAFF)

 

これ清華大学の校内なんですが、いくつも色や形が違う自転車が並んでいます

つまり、いくつもの会社がレンタルバイクを運営しているのです。

 

このレンタルバイクの使い方はいたって簡単で、

  1. 事前にアプリをダウンロード
  2. スマホで自転車についているQRコードを読み取る
  3. 自転車の鍵が開錠!使用可能に!

30分1元(17円程度 2018年9月現在)です。 めちゃくちゃ安いです。

しかも、どこでも乗り捨て可能 これもう通学とか通勤に余裕があったら自転車使うしかないでしょ。

 

tabihack.jp

 

詳しくはこういった記事をご覧あれ。

 

もう街中のどこにでもあります。 

コンビニと同じぐらいの頻度で、北京の街中なら本当にどこでも

 

10年前は~の話を少しすると、公共交通機関としては、どこへ行くにもバスでした。

バスと地下鉄。 町のあらゆるところにバスが走っていて、道路を見たら五台に一台がバスってぐらいのところもありました。

画像がないのでわかりにくいかもしれませんが、中国のバスってパンタグラフがついていて、街中に張り巡らされたケーブルにつながっていて10年前から電気で走っているものが多かったです。当時でもガソリンエンジンが付いたバスは郊外に向かうものがありましたが、現在ではほとんど街中でガソリンエンジンのバスは見かけませんね。(公共のバスです。)

プラス、昔めちゃくちゃ多かったのは、「バイク」でした

中国の道路ってめちゃくちゃ広くて、4車線とか5車線とか片車線であるところもありました。

その車用の車線の横にバスの走る車線、そして並木を挟んで歩道との間にバイクのための車線がありました。

 

 10年前の移動手段といったらまずバイク、次に車、そしてバスって感じでしたね。

 

それが今ではめっきり車の数も減り、余り渋滞を見かけなくなりました。

よくニュースでやってましたよね、大気汚染のニュースの時、スモッグの中を走る車の画像

 

あれ、最近見かけないと思いませんか??

今の北京の大気ってかなりきれいになったと思います。10年前はマスクないと外出れませんでしたが、今は一週間で二日ぐらいです、スモッグが出るの。それ以外はだいたい晴れて空がきれいに見れます。

 

 

それぐらい10年で中国は変わりました。

 

 昔話を終えたところで。

ここ数年の目まぐるしい中国の交通革命により、環境問題も少しは解決の方向に向かっているのかな?と感じました。

そのなかでレンタルバイクはめちゃくちゃ大きな役割を果たしているんでしょうね。

 

2、スイッチはオンとオフだけ! 「自動運転車」

 

自動運転車といえば、アメリカのUber社が実験をして事故を起こしたってことがかなり前ですが大々的に日本で報じられた記憶があります

 

www.nikkei.com

 

実は中国でも自動運転車の開発はかなり活発です。

アメリカのように企業主体で開発を行っているところももちろんあります。

しかし、今回私は清華大学の自動運転車開発研究室へお邪魔しました。

そこでは企業と協力して大学構内での実証実験を行っていました。

 

実はこの研究室で行われている実験、もちろん自動運転なのですが、

図書館と図書館の間を本を運ぶ自動運転車を実験体として検証を続けています。

 

forbesjapan.com

 

 

そして驚くべきは、この自動運転車のコントローラーが、

自動運転をON/OFFするスイッチだけなんです。

つまり、起動すれば自動で運転、スイッチを切ると停止、その二択のレベルまで来ているということです。人間が経路を補正することは全くありません。 

 

自動運転技術開発の面で、中国は日本の一歩先を行っているなと感じます。

今後今回訪れた研究室は乗用車への応用、公道での実験へとシフトしていくそうです。

開発の経路がそれぞれ異なりますし、私も専門家ではないので何とも言えませんが、ソフトウェアや認識システムの面ではアメリカと肩を並べるのではないでしょうか。

 

これは、どちらが先に開発を形にして、実用ベースにするか 近い将来結果が見られそうですね!!  日本の企業や大学にも頑張っていただきたいところです(偉そう)

※写真が手に入り次第載せますね!!!

3、お財布なんて過去の遺物 「スマホ決済」

十年前からは想像つきません。経済の話はこの後の記事でしますが、

当時はお札やコインがあたりまえでした。今の日本のような感じです。

 

しかし今ではほとんどお札やコインを見かけません。 持っているのは観光客ぐらいなのでは? という感じです。

 

いや、それどうなの 本来国で流通すべき通過が国民ではなく観光客だけって(笑)

 

でも本当に中国に住む方は現金を使わない。 小さな売店でも、大きなデパートでもみんなスマホ決済です。 逆に観光客にとってはかなり不便だなと感じました

 

クレジットカードもあまり使えませんし、現金での支払いを拒否されることも。。

使うには銀行の口座や現地の携帯の契約等々、、、手続きが難しいものばかりです。

※間違っていたらごめんなさい、ただ私としてはかなり不便に感じました

 

スマホ決済の方法としては、

  1. 店側から提示されるバーコードをアプリで読み込む
  2. 承認する

このステップだけです。信じられないでしょ。これで支払が済んじゃうんです。

 

 

お財布から小銭やお札を数えて出す必要なんてない、スマホをかざすだけで決済が完了する。素晴らしいです。さらにサービスが寡占状態なのでサービスが違うから支払いができないということもほとんどない。

 

しかしこんなサービスを展開できるのには大きな理由がありました。

それに関しては次回以降の記事をお楽しみに。

 

 

第二回、技術先進国中国!はここらへんで終わりにします。 気が付いたら3000字も書いていた。。

 

 

あしたは中国の政治・経済について書きます。お楽しみに!!!

 

次の記事→

 

tandri.hatenablog.com